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渋沢栄一 歴史散歩 (12) 帝国ホテル

 

帝国ホテル

帝国ホテル(千代田区内幸町1−1−1、日比谷公園前)

澁澤石像、帝国ホテル  I渋沢コルク肖像画

渋沢栄一胸像         コルクアート肖像画

🔽鹿鳴館の隣に設立

明治政府は欧米諸国との不平等条約改正に向けて、欧風文化を積極的に取り入れ、「日本の近代化」をアピールするため、国際的社交機関として、1883年(明治16年)11月に東京・日比谷に鹿鳴館をオープンしました。当時の時代の空気を背に、外務卿の井上馨が渋沢に「帝都、東京に海外からの賓客を受け入れられるホテルが欲しい」と相談。これを受けて、渋沢は自らを含めた財界の有力者が発起人となり、1890年(明治23年)、鹿鳴館の隣に、帝国ホテルを建設、開業しました。

🔽19年間、会長として経営の陣頭指揮を執る

渋沢と井上馨は大蔵省時代、机を並べて論じ合った仲間だった。渋沢自身も、外国からの要人を受け入れるホテルの必要性を感じていた。オープンセレモニー(開所式)に出席した当時の東京府知事が「ホテルはその国の民意と文明度を示す」と指摘したことを受けて、渋沢は「現在は金不足だが、近い将来、かならず、恥ずかしくないホテルにすることを約束する」と並々ならぬ決意で応じている。渋沢は、初代会長に就任し、19年間、経営の陣頭指揮を執り、帝国ホテルの発展に貢献した。ホテルの一角に渋沢栄一の胸像もある。

2025年8月24日記

 

 

 

 

 

作成者: tadahiro mitsuhashi

三橋規宏 経済・環境ジャーナリスト 千葉商科大学名誉教授 1964年、日本経済新聞社入社。ロンドン支局長、日経ビジネス編集長、論説副主幹などを経て、2000年4月千葉商科大学政策情報学部教授。2010年4月から名誉教授、専門は経済学、環境経済学、環境経営学。主な著書に「新・日本経済入門」(編著、日本経済新聞出版社)、「グリーン・リカバリー」(同)、「環境経済入門4版」(日経文庫)「サステナビリティ経営」(講談社)、「環境再生と日本経済」(岩波新書)、「日本経済復活、最後のチャンス」(朝日新書)など多数。中央環境審議会委員、環境を考える経済人の会21(B-LIFE21)事務局長など歴任。

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