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渋沢栄一 歴史散歩(2)銀行発祥の地・日本橋兜町

 

IMG_5824銀行発祥の地 no2

明治6年〈1873年)、日本橋・兜町に日本最初の近代的銀行、国立第一銀行が創設されました。渋沢が実業人として長く拠点としてきた銀行です。資本金250万円。現在、名前は代り、みずほ銀行兜町支店になっています。同支店の日本橋川に面した側壁に、国立第一銀行の写真などが展示されています。近くには、渋沢が創設に力を入れた東京証券取引所もあります。

国立第一銀行は、日本橋川の岸辺に設立されました。当時日本橋川は隅田川経由で、様々な物資を運ぶ船舶の出入りで賑わっていました。渋沢はパリ駐在中に知った、イタリアの水の都、ベニスのような水の都を日本橋に造りたかったそうです。〈2024年3月20日取材)

 

作成者: tadahiro mitsuhashi

三橋規宏 経済・環境ジャーナリスト 千葉商科大学名誉教授 1964年、日本経済新聞社入社。ロンドン支局長、日経ビジネス編集長、論説副主幹などを経て、2000年4月千葉商科大学政策情報学部教授。2010年4月から名誉教授、専門は経済学、環境経済学、環境経営学。主な著書に「新・日本経済入門」(編著、日本経済新聞出版社)、「グリーン・リカバリー」(同)、「環境経済入門4版」(日経文庫)「サステナビリティ経営」(講談社)、「環境再生と日本経済」(岩波新書)、「日本経済復活、最後のチャンス」(朝日新書)など多数。中央環境審議会委員、環境を考える経済人の会21(B-LIFE21)事務局長など歴任。

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